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反骨のジャーナリスト・むのたけじさんの遺志を継ぐ「むのたけじ地域・民衆ジャーナリスト賞」を古里で支援したい!

   2015年、横手市で講演するむのたけじ

はじめまして。むのたけじさんの遺志を継ぎジャーナリズムの活性化を目指す「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」実行委員会の事務局を努めます男鹿市出身の武内暁と申します。

地道に真実追う草の根報道に光

戦争反対を生涯訴え続け、2016年に101歳で亡くなった美郷町出身の反骨のジャーナリスト・むのたけじの思いを受け継ぎ、地域の中で地道に真実を追う個人や団体に光を当てることを目的に創設されたのが、この「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」(むのたけじ賞)です。ジャーナリズムに携わる有志が実行委員会を組織し今年6月に発足させました。/data/project/424/発足の集い(1).jpg
         6月12日、都内で行われた「むのたけじ賞」創設記者会見
 

市民・民衆の目線を重視

社会の動きを知らせる機関として、新聞、放送、出版、映画などの一般にマスコミと呼ばれる機関があります。それとは別に最近は、インターネットを介した比較的小規模なネットメディア、個人が情報発信するSNSなどもあります。ただ、発信方法の違いはどうであれ、必要なのは市民・民衆の目線であると考えます。/data/project/424/たいまつ新聞.jpg
   「たいまつ新聞」紙面

その指標として、むのたけじが戦後の混乱期の1948年から30年間横手市で発行した『たいまつ新聞』を考えました。むのたけじは、自分の戦争体験を踏まえ、子どもたちにはそのようなつらい目に合わせてはならないと反戦を訴え、市民・大衆レベルで声を上げ続けた人です。この精神は次の世代にも引き継ぎ、広めるべきものと考えます。そこで、こうした活動をしている個人・団体を『むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞』として顕彰し、激励することにしました。「むのたけじ」の名を冠にすることから、従来のジャーナリズム賞の対象とならなかった小さな組織、個人を優先したいと考えます。
 

共同代表に落合恵子氏、鎌田慧氏、佐高信氏ら

今回のプロジェクトは、むのたけじが晩年を過ごした埼玉の「埼玉・市民ジャーナリズム講座」の主要メンバーにより発案され、全国的な広がりを考え多くの人の参加を呼びかけて実行委員会を作ることになりました。落合恵子(作家)、鎌田慧(ルポライター)、轡田隆史(ジャーナリスト)、佐高信(評論家)、鈴木邦男(のりこえねっと共同代表)、永田浩三(武蔵大教授)の各氏らにも呼びかけ人(共同代表)として協力をいただいております。

むのたけじは秋田県で生まれ、その生涯の大部分をその地で活動した人ですから、秋田の人々の支援もいただきたくFANAKITAに申し込みました。このプロジェクトとは別に、横手市立雄物川図書館に寄贈されたむのたけじの蔵書、資料、直筆原稿等を展示するコーナーが本年度末には開設される予定です。プロジェクトの推進が、むのたけじの精神を伝える展示コーナーに人を呼び込む効果にもなると考えます。

むのたけじ賞は市民の目線を最重視しています。多くの市民の志をいただき、成り立たせたいと考えます。この思いと合致するのがFAN AKITAです。みなさんの支援を賞の運営、充実に使わせていただきます。目標額50万円は賞応募者の一覧表、および優れた情報発信している人々を紹介する冊子製作にも充てさせていただきます。支援のリターンとしてその冊子や、むのたけじの自筆色紙なども考えています。
 

むのたけじ(武野武治)(1915~2016年)

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  「たいまつ新聞」製作の様子 

1915年美郷町生まれ。36年に東京外国語学校を卒業後、報知新聞、朝日新聞で働き、1945年8月戦時報道のケジメで朝日新聞を退社。48年から30年間、横手市で「たいまつ新聞』を発行、「地域ジャーナリズム」の視点となる地域の農業や暮らしの問題から日本全体や世界の出来事の問題まで評論・報道し続けた。78年に「たいまつ新聞」は780号で休刊したが、その後も執筆と講演の仕事を続けた。晩年は病気治療を兼ねてさいたま市で暮らし、地域で催されるさまざまな集会などで発言し、亡くなるまで現役のジャーナリストとして活動した。
主な著書:『たいまつ16年』岩波現代文庫、『戦争絶滅へ、人間復活へ』岩波新書、『希望は絶望のど真ん中に』岩波新書、『99歳一日一言』岩波新書、『日本で100年生きてきて』朝日新書、『100歳のジャーナリストからきみへ』全5巻汐文社。
 

むのたけじ賞の概要


新聞発行や音声、映像を発信するメディア組織ばかりでなく、その活動がジャーナリズム的な活動と認められる市民活動や地域活動をしている団体・個人も含め、2017年10月から2018年10月までに発表されたものが対象。 
現在の情報発信は多様化しているために、従来からある新聞、雑誌など紙を媒体とするものの他に、近年発達を遂げている映像での発信やSNS活動にも光をあてることもこの賞の特徴としたいと考え
  ①紙を媒体にする、新聞、出版、地域紙など
  ②それ以外の、SNS、ドキュメンタリー、映画・演劇・美術など
  の2部門を設けた。 

10月まで応募受け付け

賞の応募、要領申し込みや問い合わせは〒338-0011埼玉県さいたま市中央区新中里1-5-19-206、(武内方)「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」実行委員会事務局、☎090・2173・2591、Eメール satoru.takeuchi9@gmail.com
締め切りは10月末日。
   
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   「むのたけじ賞」創設を報じた6月13日付秋田魁新報

 

選考方法および受賞式

今年6月から10月までに自薦、他薦含め所定応募用紙に記入し、申し込みのあった個人、団体の作品から、一定数のノミネート作品を選び、一覧を12月に発表します。その中から共同代表を中心とした選考委員会での審議、投票で「2018年大賞」および「部門賞」の受賞作品を決定します。来年2月に第1回『むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞』発表する集いを行い、その中で受賞者には正賞(賞状)と記念品(10万円相当)を贈呈します。
 

実行委員会共同代表コメント(抜粋)

落合恵子氏(作家)
新潟県知事選挙の結果をみても、先の沖縄名護市での市長選を見ても、「国政隠し」、「争点隠し」にたけた政権のもと、ジャーナリズムは何が、どう可能なのかを改めて考えています。それでも踏ん張っている心あるジャーナリストをわたしたちは知っています。
むのたけじさんの口癖だった言葉をいま思いだしています。「反骨のジャーナリストなどという言葉は大いに矛盾しています。なぜなら、ジャーナリストとはもともと反骨であるはずなのです。反骨からはじまり、反骨に終わるのです」真正なるジャーナリスト、誰の寵児にもならず、自前で、報道・表現活動に取り組むすべてのジャーナリストとジャーナリズムに、心より期待します。


鎌田慧氏(ルポライター)
今の日本社会は閉塞感が増しています。過去の歴史を見れば、危険だと思う。むのさんの精神を継承する必要があります。「むのたけじ賞」を通して、「自分もそうありたい」と願う人たちを後押ししたいと考えています。

佐高信氏(評論家)
むのたけじは自分の言論に生き方を賭けた。残念ながらそういうジャーナリストはこの国にはほとんどいない。むの精神を受け継ぐ者、出でよ!である。

鈴木邦男様(のりこえねっと共同代表)
首相までが平気で嘘をつく。一切その責任をとらない。日本中がそれにならい、そのムードに流れている。そんな時思い出した、終戦直後だ。大新聞社にして戦争を肯定する記事を書き、そのことを深く反省した男がいた。そしてたった一人で責任をとり、新聞社を辞めた。「何もそこまでやらなくても、個人の力じゃ止められなかったんだ」とみるという声が多い。しかし彼は責任を感じ、その新聞社を辞め、郷里の秋田県横手市に帰り、反省と日本の反戦を胸に週刊たいまつ新聞を発行し続けた。むのたけじは無責任な日本において,少しでも責任を取ろうとした。こんな男がいたとは驚いた。日本の誇りでもある。同じ秋田県人として無上の誇りである。喜びだ。僕は父の転勤で東北地方を転々とした。秋田県が一番長い。横手、秋田、湯沢といて、横手には3年間いた。後に知らされたが,私の父はむのさんと話をし、一緒に酒を飲んでいる。むのさんが100歳なったとき僕も会う機会があった。むのひとりでも決意し、勇気を持って立ち,世の中を動かすことが世直しだと痛感した。今の人にとって、その勇気が一番必要だと思う。一人でも立ち向かう勇気だ。そのためにこの賞を作った。一人でも多くの人が参加し,この日本を動かす手段にしてほしいと思っている。

永田浩氏(武蔵大教授)
「ひとりのジャーナリストの足跡が、波乱に満ちた社会史になる」。「すらすらわかろうとするな。要所や曲がり角では立ち止まれ」。これは敬愛する黒岩比佐子さんが93歳のむのさんから聞き取った言葉を集めた『戦争絶滅へ、人類復活へ』(岩波新書)の一節。一語一語が胸の奥底にいつまでもとどまり、共鳴・共振するような気がします。戦争に抗い、核兵器のない世界を希求したむのたけじさんの志にわたしも連なるひとりでありたいと思います。



武野大策氏(看護専門学校非常勤講師)
戦争は戦地で人を殺し合うことだけではない。民衆の思いや生活を崩すものだから絶滅させないといけないものだと、父むのたけじからよく聞かされました。今、民衆の素朴な思い、疑問が踏みにじられることが多すぎます。〈梅雨空に 「九条守れ」の 女性デモ〉の俳句を公民館だよりに掲載させることですら、裁判闘争しなければならない状態です。民衆の生活から発する言葉を伝える必要性をしみじみ感じるから,この賞の発展を願います。

※このほか、あきた文学資料館名誉館長で文学博士の北条常久さんらが賛同人・呼び掛け人として名を連ねている。また、実行委として引き続き賛同人、呼び掛け人を募集している。
 

28日に秋田市で「むのたけじ賞」発足記念講演会

「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」発足を記念する講演会が9月28日午後6時から秋田市のアトリオン7階「県中央男女共同参画センター研修室」で開かれます。同賞実行委員会とむのたけじ秋田の会主催。
ルポライターで実行委共同代表の鎌田慧さんが「ジャーナリズムと日本社会 そして、秋田」と題し講演します。秋田市が配備の候補地となっている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)問題についても見解などを語る予定です。会費500円。
問い合わせは、090・9032・2119(須藤)、090・6162・9526(キムラ)、090・2173・2591(武内)。

 
 

プロジェクトオーナー紹介

「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」実行委員会
反戦を訴え続け、2016年8月に101歳で死去した美郷町出身のジャーナリスト・むのたけじさんの思いを受け継ぐため、むのさんが晩年を過ごした埼玉県の有志らが地域に根差した報道に取り組む個人や団体を表彰する「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」を創設するために組織した実行委員会。共同代表に作家の落合恵子さん、ルポライターの鎌田」慧さん、評論家の佐高信さん、むのたけじさんの次男・武野大策さんらが名を連ねている。 090-2173-2591 satoru.takeuchi9@gmail.com

現在の支援状況

カテゴリー|
挑戦する人
現在集まっている金額
506,000円
目標金額
500,000円
101%
サポーター
28人
終了しました
このプロジェクトは2018年10月31日 (水)までに、
500,000円以上集まった場合に成立となります。

支援いただいた方への特典

むのたけじ2000円コース

2,000円 の支援で
  • 応募者一覧(共同代表コメント付き、8㌻冊子)
支援口数 | 8口
むのたけじ5000円コース

5,000円 の支援で
  • 応募者一覧(共同代表コメント付き、8㌻冊子)
  • DVD「100歳講演」1枚
支援口数 | 22口
むのたけじ10000円コース

10,000円 の支援で
  • 応募者一覧(共同代表コメント付き、8㌻冊子)
  • DVD「笑う101歳×2」と「100歳講演」各1枚
支援口数 | 23口
むのたけじ50000円コース【先着7名】

50,000円 の支援で
  • 応募者一覧・共同代表コメント付き(8㌻冊子)
  • DVD「笑う101歳×2」と「100歳講演」各1枚
  • むのたけじ自筆色紙 (先着7名、色紙の文言はそれぞれ異なる)
支援口数 | 3口

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